そのため、脳も普段からトレーニング(脳を使う・考える)することが大切になる。
市販の「脳トレ」の書籍やゲームなどを活用するのでもいい。そして、生活習慣にも目を向けよう。つまり、「脳にいい生活習慣」をしているかどうかだ。
まず、脳を活性化させたいなら、毎朝「早起き」をすること。それは「早寝早起き」が、人間が本来、持っている生活リズムだからだ。ところが、定年退職して仕事を辞めた途端に記憶力や判断力が衰え、中には認知症の症状が表れる人も少なくない。そのような人は、仕事を辞めたことで規則正しい生活が崩れ、早起きしなくなることが多いという。
人の脳の前頭葉という部分は意思や思考、創造など高次精神機能と強い関係があり、使わないとすぐにサボるようになる。ルーズな生活を送るようになったり、仕事にも関わらなくなると、記憶力や判断力が衰えるのはそのためだ。前頭葉の働きを衰えさせないためには、できるだけ早起きを心掛けるべきだという。
病気を近づけない体のメンテナンス