ハードな運動は、当然負荷もかかりますから、アスリートでもない限り、自分を追い込むほどの運動はかえって逆効果ということが示されたのです。ストレスにならない適度な運動こそ、脳を効果的に働かせる名コーチ。むやみやたらに運動すればいいというわけではないのです。
また、イリノイ大学のチャドック・ヘイマンらの研究チームは、運動をすると脳の「白質」と呼ばれる部位の機能が強化されることを明らかにしています。
白質は、主に情報伝達を担うケーブルの集合体ともいえる存在で、最近の研究では「数学的な能力」との関連が判明しています。
白質の強化には、本格的な運動は必要ないとされ、子供のときにルーティンとして適度な運動、例えば縄跳びのような運動を取り入れることが望ましいといわれています。
定期的な適度な運動こそ、文武両道への近道。ほんの少し体を動かすだけで、明日の仕事のはかどり方が変わってきますよ。
科学が証明!ストレス解消法