【Q】デルタ株の拡大で子供の感染が急増している。米国でも秋以降は12歳未満の接種が可能だ。子供のワクチンの副反応はどのようなものか。大人との違いは?
【A】「米国の報告では、大人も子供も副反応の頻度、重症度などに差はないとされています。それなのに子供の接種が遅かったのは、当初流行したアルファ株などのウイルスに感染する例があまりなかったためでしょう。しかし、デルタ株が主流になって子供にも感染が広がった。それで打った方がいいという見解が形成されていくのですが、安全だという臨床データがあまりなかったので、インフルエンザなど他のワクチン実績で副反応を想定できる12歳以上を対象にしていたのです」
【Q】ワクチン接種後も感染するブレークスルーが増えているが、本当に普通の暮らしに戻れるのか
新型コロナワクチンの疑問に答える