コロナ禍で薬の長期処方が増加 高齢者の「ポリファーマシー」には要注意

写真はイメージ

 ポリファーマシーを回避するためには、漫然と薬を使用するのは避け、自分にとって本当に必要な薬なのかどうかを定期的に見直すことが大切になる。

「まずは担当医に相談して、自分の今の状態でどうしても飲まなければならない薬はどれなのかを把握することです。複数の医療機関で処方してもらっている場合は、お薬手帳を持参してチェックしてもらってください。近年は何種類かの薬の成分をひとつの薬に配合した合剤(配合剤)も出ているので、薬の種類を減らせる場合もあります」

 コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えているからこそ、セルフメディケーションは重要だ。

4 / 4 ページ

関連記事