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新学期の米国で子供のコロナ感染が拡大 1学区で教師ら13人死亡も

写真はイメージ(C)PIXTA

 デルタ株が猛威を振るうアメリカでは、新学期が始まった時点でのコロナ感染者の4人に1人が子供というニュースが衝撃を与えています。

 新規感染者は、ワクチン接種が遅れている南部の州を中心に1日約14万人。米国小児科学会によればその26%が18歳に満たない子供とのことでした。

 アメリカでは8月中旬から新学期が順次スタートし、中にはパンデミックが始まって以降初めて対面授業に戻る学校も少なくありません。子供の感染者の割合はこのタイミングで10%近く増え、すでに学校閉鎖も起こっています。

 子供は重症化しないとよく言われますが、CDC(アメリカ疾病対策センター)によれば現在の子供の入院患者は約2400人で毎日370人が新たに入院し、2カ月間で5倍に増加したと報告されています。入院する子供の多くは合併症を持つことが多いという意見の一方で、実際には半数近くが特に既往症を持たない健康な子供だということも分かっています。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

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