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新学期の米国で子供のコロナ感染が拡大 1学区で教師ら13人死亡も

写真はイメージ(C)PIXTA

 こうした中でショックだったのは、フロリダ州マイアミデード郡の公立校で8月中旬以降、13人の先生や学校職員が次々に亡くなったというニュースです。フロリダ州は同じ南部のテキサス州と並び、共和党知事と州政府がマスクやワクチンの義務付けに反対し、特に学校でのマスクの義務付けを禁止。違反した自治体への予算カットなどを示唆してきました。しかし多くの学区ではそれに反発、独自にマスクを義務付け激しい論争となっています。

 マイアミデード郡の学校職員の85%はワクチン接種を終えていますが、これまでに亡くなった職員全員が未接種だったと報告され、ワクチンに関するネガティブな情報蔓延の犠牲になったと考えられています。

 11歳以下の子供はまだワクチンを打てない状況下で、対面授業を続けるためにも、新たなウイルスの変異を防ぐためにも、感染防止が急務とされています。そんな中、アメリカではワクチン耐性を持つかもしれないとされるミュー株が全米の49州で発見され、新たな脅威となっています。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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