歯周病対策の歯磨きは1日1回でいい バイオフィルムを破壊

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 歯周病・虫歯両方の対策として、2~3カ月に1度は市販の「染め出し液」を用いて、ブラッシングが正しくできているかをチェックする。染め出し液は、歯の磨き残しの部分がないかを調べるもので、大型のドラッグストアなどで購入可。

「3~6カ月ごとに歯科医院へ通えれば理想的ですが、仕事や家庭の都合で難しい人もいるでしょう。その場合は1年に1回、歯科医院に行くようにし、ホームケアとして染め出し液を利用してください」

 磨き残しの部分を歯ブラシだけで対応できなければ、フロスや歯間ブラシも併用する。歯周病は糖尿病、脳卒中、心筋梗塞、がんなど全身の病気にも影響を及ぼすことが明らかになっている。しっかり対策を講じたい。

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