独白 愉快な“病人”たち

森永卓郎さんは糖尿病を克服 12年前は「足が象の脚のようにパンパンに腫れて…」

森永卓郎さん(提供写真)

 振り返れば、ライザップの指導と医者から言われた「適度な運動と糖尿病食の内容」は、全く同じなんですよ。違うのはトレーナーと二人三脚かどうかだけ。今年9月で契約が切れたのでライザップを卒業しましたけど、ダイエットから6年間、一度も治療していませんし、薬も注射もありません。

 3年前から農業を始めたので、適度な運動も継続できています。多少、偏った筋肉のつき方にはなりますが、体形維持はしていますよ。もう6年続けているので食の管理は身についていますし、トレーニングにも詳しくなったと思っています。

 仕事はだいぶ減りました。コロナの影響で講演がなくなり、テレビ、ラジオのレギュラーは7本、連載も20本ぐらい。でも大学での講義もありますし、7年前につくった「私設博物館」の館長の仕事、農業もあるので、そこそこ忙しくしています。

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