適切な枕を選ぶとき、最も大切なのは、枕の「高さ」と「硬さ」だという。適正な高さは、その人の体格によって異なる。基本的には、横向きに寝て「額」「鼻」「顎」「胸」の中心ラインが一直線になる高さ。そして、あおむけに寝てのどや首筋に圧迫感がなく、呼吸しやすいこと。首から肩にかけて力が抜けている状態になることが大切になる。
枕の硬さは、一晩中適切な高さを維持できる適度な硬さが必要になる。低反発ウレタンや、もみ殻など昔からよいとされる素材も、枕の高さや形状の変化という点からはあまり勧められない。
なかなか適切な枕が見つからないというのであれば、自家製「玄関マット枕」を作るという手もある。作り方はこうだ。
■用意するもの
玄関マット1枚(新品、毛足の短い裏地のついたタイプ)、タオルケット1枚、バスタオル2~3枚
病気を近づけない体のメンテナンス