ところが自宅に帰り、夫の仕事部屋に様子を見に行くと、夫がぐったりと椅子にもたれかかっており、何も話せない状態。慌てて救急車を呼んだそうです。
後ほどわかったのは、夫は仕事に没頭していて食事時間を過ぎているのに気が付かず、低血糖を起こしてしまったということ。低血糖を起こしてそれほど時間がたっていないときに女性が帰宅したため、大事には至りませんでした。
■対処が遅れれば命の危険
低血糖には起こしやすいタイミングがあります。
まず、食事の量が少なかったり、食事の時間が遅れたりしたとき。次に、運動量が多すぎたり、空腹時に激しい運動を行ったとき。さらに、インスリン注射量が不十分だったとき。
これ以外で私が特に注意しているのは、新しく糖尿病の薬を追加した時です。
進化する糖尿病治療法