12月の接種開始から2月9日までには360万人超が1回目接種を終えた。そのうち220万人以上が2回目接種も完了。年代別に見た2回目接種完了率は70歳以上(84.3%)、60~69歳(69.0%)、50~59歳(50.2%)、50歳未満(9.9%)。
では、2月時点でのワクチン効果はどう考えられていたのか?
2月下旬には世界的権威のある医学雑誌「ニューイングランドジャーナル誌」に2020年12月20日~2021年2月1日にワクチン接種を受けた約60万人と、年齢・性別や居住環境、併存疾患の数などの背景を一致させたワクチン未接種者約60万人のその後の新型コロナウイルス感染症の状況を調査した結果が報告されている。
それによると、ワクチン接種することにより、PCR陽性者を92%、軽症を94%、入院を87%、重症を92%抑えることができた、という。
コロナ第6波に備える最新知識