認知症は症状が出る前に発見! アミロイドPET検査で発症を食い止める

症状が出てくる前に対策を(C)PIXTA

「認知症はアルツハイマー病が7割を占めますが、血管性認知症やレビー小体型認知症といったほかの原因のものもあり、さらに認知機能を低下させる認知症“以外”の病気もあります。MRIなどがこれらの発見に役立ちます」

 アミロイドβの蓄積が見られれば、認知症の発症に関係しているとエビデンスがあるもの(生活習慣や難聴など)を徹底除外する。脳の健康を保つための運動や食事なども指導する。試みは始まったばかりだが、かなりの効果が期待できるのではないかと、認知症専門医の注目を集めている。

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