ちなみに日本で売られている補聴器も海外のものもほぼ同じメーカーのものです。
なのになぜそうなるのでしょうか? そのことについて以前、補聴器はトレーニングが必要だとお伝えしてきましたが、実は販売する側にも、十分な説明ができていなかったり、極端な場合は説明を省いて販売することもあるなど、問題が少なくありません。例えば「雑音がうるさいから音を下げてほしい」という訴えに対し、補聴器販売店は音域による微調整を怠り、音量全体を下げ聞こえづらくしているケースもあります。
音は耳で聞いているのでなく脳で聞いています。ですからしっかり調整してくれるお店に行って、ご自身も3カ月間はがんばってみていただきたいのです。そうすれば、なくてはならない体の一部、自分の相棒であることに気づいていただけると思います。
認知症を予防する補聴器のすべて