①は、血液中に糖質、塩分、中性脂肪が多いと、血管内皮に炎症が起こりやすいから。特に糖質と塩分を意識して減らすことが重要になる。
「血管を老化させる一番の原因は高血糖です。血糖値を上げるのは、スナック菓子、清涼飲料水、フルーツ、炭水化物といった糖質が多い食事ですが、要注意なのはフルーツです。フルーツの甘味成分である果糖やブドウ糖は、他の糖質より素早く吸収されます。ですから、食べるタイミングは『朝食のとき』がいいのです。エネルギー消費の少ない寝る前や、空腹時にいきなり食べると急激に血糖値を上げてしまうのです」
塩分は、現在の日本人は1日11~14グラム取っている。厚労省は1日の摂取量の基準を、男性7.5グラム、女性6.5グラム、高血圧や慢性腎臓病の人は6グラム未満としている。食事のときは、絶えず「減塩」という意識を持つことが大切になる。
病気を近づけない体のメンテナンス