さらに、脂質中には動脈硬化などを予防するEPAやDHAも多く含まれます。ひれや皮には紫外線保護作用を持つと考えられるコラーゲンが豊富で、皮膚の保護作用も報告されています。
このように、アンコウには栄養価が高い成分があまりに多いため、ピンポイントで「いつ食べるべきか」についてお話しすることができません。食べ過ぎに注意しつつ、目的に応じて楽しんでみるのがいいでしょう。
時間栄養学と旬の食材
早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則
」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。