子供の「いびき」に要注意! 口呼吸が顔の発育を妨げキレやすい性格に

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 口呼吸をしていそうなら、小児科ではなく、鼻も喉も診察できる耳鼻咽喉科へ。口呼吸の原因によって、治療は異なる。アレルギー性鼻炎なら基本的には薬物治療だ。アレルギー性鼻炎の根本的治療が期待できる舌下免疫療法が6歳以上から行えるので、場合によってはそれを検討する。

 アデノイドや口蓋扁桃の肥大は手術でアデノイドなどを切除し、鼻の通りを良くする。

「肥大の度合いにもよりますが、必要であれば1歳でも手術を行います」

 口呼吸は可能な限り早く発見し、早く対策を講じた方がいい。口呼吸が癖になってしまうと、アレルギー性鼻炎やアデノイド、口蓋扁桃の肥大の治療をしても、なかなか改善できなくなる。

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