解熱鎮痛薬の中にはこうした鎮痛成分以外にも、催眠鎮静成分や鎮痛補助成分(カフェイン)、制酸剤などが配合されているものもある。
「車の運転など眠くなると困るときには催眠鎮静成分の入っていないものを選ぶとよいでしょう。なお解熱鎮痛薬は胃に負担がかかる場合があるので空腹時は避けてなるべく食後に飲みましょう。お腹が減っているときにはコップ1杯の液体と飲みましょう」
とはいえ、こうした薬は一時的な効果があるだけで、虫歯を治す効果はない。むしろ、その鎮痛・鎮静効果によって治療が遅れる恐れもある。休み明けには必ず歯科医院を受診し、治療することは言うまでもない。