独白 愉快な“病人”たち

ポルノスターまりかさん 米国での乳がん手術を振り返る 両胸全摘でも仕事続け殿堂入り

まりかさん(提供写真)

 幸い転移はなかったものの、がんが大きかったので術後のダメージが大きく、予想以上に胸が回復しませんでした。数カ月後に乳首が取れてしまったのでその再建や、撮影に適したナチュラルな胸にするためにお腹や腿の脂肪を入れる手術もしました。

 胸を失くしてもポルノを続けるなんてどうかしているという同業者もいましたが、そんな私でも昨年は栄誉あるポルノ賞の殿堂入りを果たしました。本当にうれしかった。日本では若くて初めて脱ぐ子の価値が一番高くて、後はだんだん低くなるんですけど、米国では賞の獲得などキャリアを積むことで価値が上がっていきます。そこは大きな違いですね。

 おかげさまで、つい最近、3カ月に1回の検診が「次回から6カ月に1回でいいよ」と言われたところです。今はリミッション(寛解)状態ですが、がんはまだ私の体の中にいて、再発したら今回のような簡単な治療では終わらないと言われています。

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