独白 愉快な“病人”たち

ポルノスターまりかさん 米国での乳がん手術を振り返る 両胸全摘でも仕事続け殿堂入り

まりかさん(提供写真)

 薬はタモキシフェンというホルモンブロック薬を10年間飲む予定です。これが副作用の強い薬で、しびれやむくみ、ほてりや気持ちの落ち込みなどと闘っています。つらいですけど、「この副作用と生きていくんだ」と思って、その都度、対処法を考えながら過ごしています。

 私は欲深い人間で、日常の小さなことはつまらないことで、もっと大きな面白いものをいつも求めていました。でも、がんになってからは朝起きることも幸せなことだと思うようになり、今は毎日真剣に生きることと向き合っています。

(聞き手=松永詠美子)

▽まりか 日本生まれ日本育ち。国内でAV女優として活動し、2012年に渡米。13年に日本人として初めて男性誌「PENTHOUSE」の中央見開きページを飾るペントハウス・ペットとなる。14年から本格的にロサンゼルスに移住、21年には世界的ポルノ賞「URBAN X AWARD」(アーバンエックスアワード)で日本人初の殿堂入りを果たした。

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