山本海苔店の研究所によるデータでは、焼く前と焼いた後でグルタミン酸は324→1177、イノシン酸58→159と圧倒的に溶出量がアップしています。そのほか、アルコールの分解を促進し、二日酔い予防に役立つタウリンも309→1220(いずれもミリグラム/100グラム重量)まで増加しているのです。
海苔の風味をより感じたい場合だけでなく、栄養的な側面を考えても、一度あぶってから海苔を使うのがいいかもしれません。
時間栄養学と旬の食材