正月明けは要注意!「眼精疲労」には目の病気が隠れている

目を休めるだけでは解消しないのが「眼精疲労」

 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の登場で旅行や帰省を控え、正月休みはテレビやユーチューブで連ドラの一気見やゲーム三昧という人も多かったのではないか。中には仕事を持ち帰り、休み中にこなした人もいるだろう。そのせいか、会社が始まったばかりだというのに目の疲れによる目の痛み、かすみ目、肩こり、頭痛といった症状に悩んでいる人もいる。どうしたらいいのか? 「自由が丘清澤眼科」(東京・目黒区)の清澤源弘院長に話を聞いた。

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 目の疲れには休めば容易に症状が解消する「眼疲労」と休むだけでは解消しない「眼精疲労」に分かれる。後者は眼痛や重圧感、頭重感、視力低下、あるいは複視(物が二重に見えること)などの症状があり、デスク作業の継続に支障を来す状態を指す。

「正月休みのテレビの見過ぎ、ゲームのやり過ぎだけで眼精疲労になるわけではありません。眼精疲労になる人の多くは、目の病気が隠れているので注意が必要です」

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