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アメリカで始まったコロナとの共生実験…行方はどうなる?

ニューヨーク市は全事業者へのコロナワクチン接種が義務化された(義務化に反対するデモ)/(C)ロイター

 それどころか、CDC(米疾病対策センター)からは「陽性判明から5日で職場に戻ってOK」というガイドラインが出されました。経済優先という批判も受けつつ、市内の公立小中高ではセルフ検査キットを配布しながらの授業が始まりました。

 もうひとつ呼びかけられているのはマスクのアップグレードで、「KN95または不織布と布マスクで二重にして隙間をなくすこと」が強調されています。一方で大企業はリモート勤務の延長、グラミー賞が延期されるなど温度差もあります。

 そんななか、最も注目されるのは1月中~下旬とされるオミクロン株のピークで入院者がどれほど出るかという点で、ワクチンと大量検査による「コロナとの共生」が可能かどうかのひとつの指針にもなりそうです。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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