コロナ禍でも注目 最新医療テクノロジー

革新的がん医療実用化研究事業 岡山大が治験を進める「穿刺ロボット」

遠隔操作で針を穿刺できる(提供写真)

「術中のCTの撮影回数を減らせる可能性があるので、患者さんの被曝の軽減というメリットも期待できます。また、高精度の穿刺ができれば、治療時間が短縮できる上に、治療効果も高くなる可能性があります」

 現在進めている医師主導治験は、コロナ禍で若干遅れているが来年度中に終了予定。24年ごろの薬事承認、実用化を目指している。

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