時間栄養学と旬の食材

栄養価が高いアピオスは高齢者など食の細い人におすすめ

ジャガイモより栄養価が高い

「アピオス」という名前の野菜があります。聞きなれない方も多いのではないでしょうか。栗や豆のような香りに、ジャガイモ、里芋とサツマイモを足したような食味の植物で、小さいジャガイモのような形をしています。原産地である北アメリカでは、先住民であるインディアンの主食、特に他の部族と戦うときの精力剤として食べていたそうです。

 日本には明治初期にリンゴの苗木に交じって青森県へ伝わったとされ、もともと栽培していたホドイモと区別するためにアメリカホドと呼ぶこともあります。現在もアピオスは主に青森県で生産されており、その生産量は全国1位! 特に七戸地区などにあるJAゆうき青森管内で多く作られているそうです。

 そんなアピオスには一体どんな栄養価が含まれているのでしょうか? 実は文部科学省が発行している日本食品標準成分表2020年版には、残念ながらアピオスの栄養価は載っていませんでした。

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古谷彰子

古谷彰子

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学非常勤講師、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

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