最期は自宅で迎えたい 知っておきたいこと

40代でがん転移 小さな子供を2人残し…「幸せだった」が最期の言葉

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 やがて病状が悪化したためご実家近くにアパートを借り、患者さんのお母さんと同居を始め、在宅医療を開始して半年後となるある日、家族とスタッフに見守られる中、旅立っていきました。

 最期に患者さんが残された「幸せだった。ありがとう」の言葉はいまも私たちの心に強く残っています。

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下山祐人

下山祐人

2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。

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