やがて病状が悪化したためご実家近くにアパートを借り、患者さんのお母さんと同居を始め、在宅医療を開始して半年後となるある日、家族とスタッフに見守られる中、旅立っていきました。
最期に患者さんが残された「幸せだった。ありがとう」の言葉はいまも私たちの心に強く残っています。
最期は自宅で迎えたい 知っておきたいこと
2004年、東京医大医学部卒業。17年に在宅医療をメインとするクリニック「あけぼの診療所」開業。新宿を拠点に16キロ圏内を中心に訪問診療を行う。