除菌スプレーをトイレや電気のスイッチなどお互い手を触れる部分に振りかけるのは当然として、それとは別に、以前から買い込んでいた置き型のウイルス除去グッズを、部屋のあちこちに置いた。
■布で居住スペースを分ける
家人が過ごす寝室と、記者が過ごすリビングは離れているものの、部屋を区切るドアがない。つまり、完全に居住スペースが分かれた“療養部屋”がない。
そこで、寝室の周りに布をぶら下げ、ウイルスが記者が過ごすスペースに浮遊して来づらいように工夫した。ネットでも紹介されているこの方法、自分がやることになるとは思わなかったが、背に腹は代えられない。
トイレやお風呂に行く時以外は、家人は寝室にこもりっきり。パソコンと携帯電話があればできる職種なので、仕事は通常通りにやっていた。