「つま先立ち」も効果的です。ふくらはぎの筋力を維持することで、血流促進や土踏まずが維持されます。また、日常では靴の底にインソール(足底板)を敷いて、後脛骨筋への負荷を減らし、痛みを緩和します。それでも痛みが治まらない場合は、外脛骨を取り除いたり、ズラす手術をすることもあります。
▽佐々木政幸(ささき・まさゆき)1994年、昭和大学医学部卒業後、形成外科勤務。95年慶応義塾大学整形外科勤務以後、関連病院勤務。2010年に久我山整形外科ペインクリニック開業。
名医が答える病気と体の悩み