病気を近づけない体のメンテナンス

腰(下)脊柱菅狭窄症でNGな6つのしぐさと対処法 整形外科医が教える

写真はイメージ

 腰椎や軟骨である椎間板などが老化により変形し、脊柱管(背骨の後ろ側にある神経が通る管)の中を通る神経が圧迫され発症する「脊柱管狭窄症」。主にお尻や足全体に痛みやしびれなどの症状が出る。

 治療の基本は、薬物療法で症状を和らげ、日常生活での支障をなくしていくことが主眼になる。しかし、薬はあくまで対症療法なので、それだけでは不十分。家庭で持続的に無理のない範囲で体を動かすこと(運動療法)も大切になる。

 もうひとつ大切なのが、日常生活の中で症状を出さないように工夫すること。「神経にダメージを与えること」を回避するのだ。「最新版 腰をまるめて自分で治す!脊柱管狭窄症」(宝島社)の著者で、整形外科「竹谷内医院」(東京都中央区)の竹谷内康修院長が言う。

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