コロナ禍でも注目 最新医療テクノロジー

AIを活用した「人工膵臓」の開発 チューブ不要のパッチ式

持続血糖測定器(テルモ提供)

 食事や運動をするときだけは血糖値の振れ幅が広くなるので、食前に食事量のデータを、運動の際にはそのデータをスマホ型端末に打ち込む必要があるものの、それ以外は患者が細かい設定を行う必要がなくなるという。インスリンポンプは機械の部分が脱着式で、入浴時には機械だけ外し、3日に1回交換する。持続血糖測定器は装着したまま入浴でき、10日に1回交換する。

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