今日何食べる?

朝のタンパク質が少ない!まずは10グラムプラスを目指そう

いつもの朝食に無糖ヨーグルトや卵などをプラスして(C)日刊ゲンダイ

 時間栄養学の観点からも、“朝たん”は重要。炭水化物とタンパク質で構成された朝食は体内時計を調整する役割がある。体内時計は、1日24時間よりやや長い24.5時間周期で、毎朝のリセットが必要。これがなされないと、体内時計がずれた状態が続き、胃腸不調、高血圧、糖尿病などさまざまな病気のリスク上昇につながる。

 本来は動物性・植物性タンパク質をしっかり取って、朝食で20~30グラムのタンパク質摂取を目指したいところだが、ほとんど取れていなかった人がそれを実現させるのは困難。そこでまずは、今の朝食に10グラムプラスするところから始めよう。無糖ヨーグルト100グラムでタンパク質5グラム、卵1個で6グラム、牛乳150ミリリットルで5グラム、スライスチーズ1枚で3グラム。1個でも2個でもプラスすることを、意識することがまず大事だ。(和)

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