同社開発のAIの場合は、高精度で心房細動を検出するだけでなく、診断根拠を提示できるのが特徴。非専門医でも診断の根拠になる特徴を知っていれば、確実な診断につなげられるわけだ。
「さらに、過去の心電図データの発作を読み取るだけでなく、発作が起きていない正常とされる心電図の中から、心房細動の発作を予測するタイプのAIも開発中です。これは『兆候検出』といって、心房細動を起こしやすい体質かどうかを判定してくれます」
新しいタイプのAIは現在治験中で今年5月には終了し、承認申請を行うという。
コロナ禍でも注目 最新医療テクノロジー