認知症を予防する補聴器のすべて

指をこすり合わせてカサカサ…聞こえなければ補聴器のつけ時

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 さて補聴器はいつつければいいかですが、聴力のレベルが40デシベル以上の難聴だと、補聴器の適用とされています。40デシベルは、小さな声や騒音下での聞き取りが困難なレベル。

 乾いた親指と人さし指の先を、軽くカサカサとこすり合わせてみてください。もしもカサカサという音が聞こえなかったら、補聴器を検討してもいいかもしれません。もちろん正確な判断ではないので、最終的には病院や補聴器専門店に行くことが大前提です。

 でも、すぐに補聴器を買う必要はありません。これまでお伝えしている通り、お試し期間を設けている販売店を選び、何週間か試してみて、生活が改善するようなら、購入を検討してみてください。

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田中智子

田中智子

シーメンスの補聴器部門でマーケティングの勤務を経て、2020年補聴器販売会社「うぐいすヘルスケア株式会社」設立。認定補聴器技能者資格保持。

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