「イライラや怒りっぽさがあり、眼瞼けいれんや手足のふるえなどを伴う場合は『抑肝散』が用いられます。日頃から気分が鬱々としやすい傾向があり、頭痛や食欲不振などを伴う場合は『香蘇散』。『香蘇散』は月経を調節する作用もあり、女性に用いられることも多いです。疲れやすく、頭痛・肩凝り、発作性の上半身の熱感・発汗さらには月経前症候群、更年期障害などがある時は『加味逍遥散』が向いています」 いずれも漢方薬を用いた治療を行う医療機関か、漢方薬を専門に扱う薬局で処方を受けられる。
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