平均で14.7年にわたる調査の結果、高麗人参を摂取していない人と比較して、定期的に摂取している人で死亡リスクが8%、統計的にも有意に低下しました。また、高麗人参の摂取期間と死亡リスクの関連性を解析したところ、摂取していない人と比べて、摂取期間が3~6年未満の人で10%、6年以上の人で15%、統計的にも有意に低下しました。
高麗人参を積極的に摂取している人では、そうでない人に比べて健康に対する関心が高く、もともと死亡リスクの低い人だった可能性もあります。論文著者らは「この結果は、高麗人参の摂取により死亡率が低下するという健康上のメリットを示唆するものであり、さらなる研究の実施を正当化する」と結論しています。
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