時間栄養学と旬の食材

イワシは生活習慣病やアルツハイマーの予防に役立つ

イワシ(C)日刊ゲンダイ

 ほかにも、カルシウム、マグネシウム、リンなど骨の形成にとても重要なミネラルも豊富に含んでいるうえ、カルシウムの吸収をアップしてくれるビタミンDも豊富に含むため、骨粗しょう症予防にも効果的でしょう。

 時間栄養学の観点から考えても、DHA、EPAを含む魚は朝食べることで体内時計を朝型にしてくれる食材であることがわかっています。

 ぜひ朝食の献立に加えてみてはいかがでしょうか。

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古谷彰子

古谷彰子

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

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