「早漏」は治療可能! 射精までの時間を薬で3~5倍に延長する

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「早漏の治療薬として使われるのが、脳内のセロトニンの働きを増強させるSSRIです。中でもダポキセチンは即効性があり、代謝が早く副作用が少ない点が評価されており、早漏に対するオンデマンド治療に有効であることが6000人を超えるランダム化比較試験でも示されています」

 ダポキセチンの服用で、射精までの時間を3~5倍に延長できる。「プライベートケアクリニック東京」の早漏患者では、だいたい1~2時間ほどで効果が出始め、4~5時間は持続するという。

 アルコールと一緒に服用すると、気分が悪くなる場合があるので、勧めていない。ED治療薬と併用しても問題ない。

「ダポキセチンは世界50カ国以上で承認されていますが、日本ではそもそも厚労省が承認した早漏治療薬がありません。早漏治療は自費になります。当院では、初診時は問診などが必要なので5000円プラス薬代、ダポキセチンですと1錠1200円。再診以降は、再診料1000円と薬代になります」

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