独白 愉快な“病人”たち

お笑い評論家の西条昇さん「キンケツ症」と告げられて思わず…

西条昇さん(C)日刊ゲンダイ
尿意があるたびに看護師さんを呼んで…

 翌日、MRIの結果が出て、「急性腎盂腎炎」と診断されました。この病気は、腎臓の根本にある腎盂に細菌が付着して炎症を起こす感染症です。

 やれることは点滴しかないとのことで抗生物質や炎症を抑える点滴をしましたが、40度近い熱は1週間続きました。その間、氷枕は目まぐるしく交換され、大量の水分を摂取しました。痛みでトイレに自力で行けないので、尿意があるたびに看護師さんを呼んで尿瓶に採取していましたね。連載の原稿も書かなければなりませんし、最初の1週間は本当にきつかったです。

 でも2週目には自力でトイレにも行けるようになり、その後は炎症反応や熱も落ち着いて、検査で菌が心臓に達していないことが確認できたため退院となりました。

 最後の1週間は体も楽で時間もあったので、2万字に及ぶ論文を書いていました。昭和の額縁ショーからストリップブームまでの歴史をね、ベッドの上で……(笑)。

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