今日何食べる?

熟したゴーヤーとバナナとカボチャで栄養価の高いジュースを

オレンジ色に熟したゴーヤー(左)は意外にも甘く、おいしい
オレンジ色に熟したゴーヤー(左)は意外にも甘く、おいしい

 実家の両親が家庭菜園をやっているのだが、ゴーヤーの収穫量が半端ないらしく、頻繁に、東京で2人暮らしの我が家に送ってくれる。物価高な昨今、とてもありがたい。しかし、容易に食べきれない量なので、どう消費するかに頭を悩ませているのも事実。

 母親から、最近作っておいしかったゴーヤーのレシピ情報が寄せられた。それが、オレンジ色になるまで熟して軟らかくなったゴーヤー、バナナ、カボチャの煮物、牛乳をミキサーにかけたドリンク。母親によれば、ゴーヤーと言われなければ気づかないほど、甘く、おいしいそう。かつ、腹持ちもいいそうだ。

 ゴーヤーとバナナのドリンクはネットなどでよく見かけるが、そこにカボチャも加われば、より甘みが増しそう。実際、超甘党の父親も喜んで飲んでいるらしい。

 ゴーヤーは、肌の健康づくりに欠かせないビタミンCが豊富。シミやシワの原因になる紫外線をよく浴びる夏には、積極的に取りたい。ビタミンCは熱に弱いことで知られるが、ゴーヤーは果肉が硬いため加熱によるビタミンCの損失も少ないといわれている。

 とはいえ、ジュースにして加熱せずに取れば、ビタミンCが効率よく取れる。早速……と思ったが、家人の反対で別の料理に。

 記者宅では、大量のゴーヤー(熟しきったものを含む)を一気に消費したい時は、カレーで決まり。ニンニク、ショウガ、タマネギ、豚肉、ゴーヤーを圧力鍋を駆使して軟らかくし、カレー粉のほか適当なスパイスを入れて煮込む。苦みが効いた大人向けのカレー味になって、ワインのつまみとしてもイケる、と記者は思っている。(和)

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