そのため定期的にメンテナンスとして新しい刺激を注入していくと、ストレス&記憶障害軽減につながるといえそうです。なんでも構いません。テレビのバラエティー番組を見て笑う、ドラマを見て感慨にふける、身近にある小さな刺激でも十分です。最も回避すべきは、ただただ思い出にふけってその日を暮らしていくような生活の過ごし方。これでは、タウタンパク質も蓄積しやすくなってしまいます。
たしかに、昔の思い出には美しいものもあるでしょう。そのため、「あのときは良かった」などと思いふけってしまうのかもしれません。
もし、あなたが美しい記憶、あるいは楽しかった記憶を思い出すなら、寝起きにするようにしてください。朝は“ストレスホルモン”として知られるコルチゾールの値が一日でもっとも高くなります。寝覚めが悪いのには理由があるわけです。
なぜ寝起きにおすすめなのか──。参考にしていただきたいのが、ケンブリッジ大学のアスケルンドらが行った「朝からストレスを軽減する」方法です。
科学が証明!ストレス解消法