今日何食べる?

南部せんべいにアボカドディップをのっけて酒のつまみ

南部せんべいにおこわを挟んだ「こびりっこ」(C)PIXTA
南部せんべいにおこわを挟んだ「こびりっこ」(C)PIXTA

 青森県庁の方にお誘いいただいた、「EIGHT BASE(エイトベース)」。新橋駅から有楽町駅の高架下「日比谷OKUROJI」にあるお店で、青森県八戸圏域(青森県南東部の8つの市町村)のアンテナショップだ。だから「EIGHT(八)」なんだな、と後で納得。

 八戸圏域の料理や酒を堪能できるほか、南部せんべいなどの特産品の購入ができ、またファンミーティングや試飲会などイベントも随時行われている。記者は八戸圏域の食材の魅力がぎゅっと詰まったコース料理をいただいた。イガメンチ、青森シャモロック、馬刺しユッケ、いちご煮、八戸前沖産サバの刺し身、にんにく丸揚げ、サバ寿司……と青森好き(=記者)の心に深く突き刺さる内容だった。その中で、酒のつまみに家でも試してみたいと思ったのが、南部せんべいのディップのせ。

 小麦粉と塩と水を混ぜて練り、丸い鋳型で焼いたのが南部せんべい。超パリパリで素朴な味。これはいろいろのっけてみたい。アボカドディップ、フムス(ひよこ豆のペースト、中東の伝統的な定番料理)、明太子とサワークリームとレモン汁のディップなどをつけるとおいしそう。クリームチーズをやわらかくしたり、味噌とマヨネーズを混ぜたりしたものと合わせても良さそうだ。

 八戸商工会議所のホームページによると「南部せんべいは食材」。天ぷら、炒め物、ピザ、グラタン、グリーンカレーと、意表をつくレシピがずらり。「こびりっこ」という、南部せんべいにおこわを挟んだものもあった。奥が深いなぁ、南部せんべい。 (和)

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