医者も知らない医学の新常識

ビタミンD不足が寿命を縮める 総死亡リスクが6倍増

太陽光を浴びることでビタミンDは作られる(C)日刊ゲンダイ

 これは極端に不足していた場合の話ですが、軽度の不足でもリスクの増加は見られています。

 紫外線対策をしていたり、外で日光を浴びる時間の短い人は、キノコ類や脂の多い魚など、ビタミンDを多く含む食品を取り、場合によってはサプリメントを利用するのもいいと思います。ビタミンDは生きるために必須の成分、と言っても言い過ぎではないかもしれません。

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石原藤樹

石原藤樹

信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。

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