冬の一番の健康法は暖かい部屋で過ごすこと「室温18度以下」は要注意と医師アドバイス

窓用の断熱シートを使うのも有効

 ホームセンターではワンシーズン使い捨ての窓用断熱シートが販売されている。とくに「プチプチ」と呼ばれる気泡緩衝材が使われたものは保温性が高く結露対策にもなると人気になっている。

 床暖房も重要だ。「断熱性の低い一般住宅」「高断熱住宅」「床暖房付き高断熱住宅」を高さ1.1メートルの室温が20度になるように暖房した場合、床との温度差は高断熱住宅は1~2度差だったが、断熱性の低い一般住宅は5度あったという報告もある。床暖房がなければホットカーペットを敷くのもいい。エアコンで暖を取っている場合は加湿器を併用して空気の乾燥対策をすることが大切。できれば40~60%を目指したい。

「台所続きの居間なら料理による湯気などで湿度が保たれますが、問題は寝室です。寝る前からエアコンのスイッチを入れ、寝るときには加湿器を稼働させましょう」

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