テキサス州立大学のエリソンらが1500人以上を対象に行った研究(2014年)によれば、信仰心を持って祈りを捧げている人は、心配、恐怖、社会不安、強迫症など、不安障害を経験する割合が低いこともわかっています。神を信じることが心のよりどころになる可能性があるということを研究では示唆していて、言い換えれば、ちゃんと心のよりどころになるようなものを見つけて、感謝の気持ちを持って生きることが大切なのでしょう。普段から感謝の気持ちを持っている人は、よく熟睡できるという研究結果もあるほどです。私たちが想像している以上に「感謝」の気持ちは万能薬なのかもしれません。
「感謝する理由が見つからなければ落ち度はあなた自身にある」とは、アメリカの先住民・ミンカス族の格言です。感謝の気持ちに気が付くために、まずは大切な人のことを思って祈ってみる。日本はたくさんの神社仏閣が存在します。手を合わせ、心の中で唱えてみるだけで、きっと大きな変化をもたらしてくれるのではないでしょうか。
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