一方、家には帰らずにずっと病院で過ごす方もおられます。そんな患者の家族の中には、「大きな犬を駐車場に連れてくるので本人に会わせたい」とか、「猫をバスケットに入れて病室に連れていきたいのですが……」と聞いてくる方もいらっしゃいました。アレルギー専門の医師が大反対していたことを思い出します。
そして元旦になると、破魔矢やお守りを持って病院に見舞いに来る振り袖姿のお嬢さんによく会いました。ただ2023年の元旦は、コロナが収まっていない状況なので、病院では厳しい面会制限が続くと思います。
来年こそは、コロナが収まりますように! 治療法がさらに進んで、患者の、みんなの笑顔が増えますように。そして、戦争がなくなりますように。
がんと向き合い生きていく