興味深いのは②のケースでしょう。聞き手は、相づちによってコミュニケーションを取った話し手に、より好意を感じる……これは目からウロコかもしれません。
聞き手が相づちをすることで、話し手はより気持ちよく話してくれる。そして、聞き手もコミュニケーションを、より楽しめる。相づちはコミュニケーションの万能薬とも言えるテクニックというわけです。
「この人と仲良くなりたい」と思うとき、「合わせなきゃ」という意識が働き(それがストレスになってしまうことも!)、かえってうまくいかないケースもあると思います。しかし、そんなに肩ひじを張らずに、まずは相づちを意識してみるといいでしょう。
コミュニケーションには同調や理解というワンクッションがあることが望ましいのです。それにおいて、ささいな相づちでも大きな効果がある。どうぞ、お忘れなく。
科学が証明!ストレス解消法