患者Dさん「車の運転中に赤信号で停止しているときに、シートベルトを外さないで後部座席にある荷物を取ろうと手を伸ばしました。そのときに肩に激痛が走りました。それから痛みはひいてきたのですが痛みが取りきれませんでした。様子をみていたのですがどんどん痛くなってきたので診察を受けにきました」
このようなケースが、初診時では多くみられます。共通点は「日常生活のちょっとした動作で肩を動かしづらくなったり痛みがひどくなったりした」「痛みは最初はそれほど強くなかったけど、放置していたらだんだん強くなってきた」です。
誰だって、大した痛みじゃない間は受診しようとは思いませんよね。では、どういうタイミングで医療機関にかかればいいのでしょうか。私のおすすめは次に該当する場合です。
・とっさの動きや軽いと思っているケガの後でも肩に激痛が走り、それが取りきれないとき
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