採血、腹部超音波検査、X線検査を行い、中でも腹部超音波検査はかなり時間をかけて診ていただきました。検査後、便がたまっているようだと担当医から60ミリリットルの浣腸の指示があり、すぐに処置されて排便しましたが、それでもすっきりはしません。結局、便が出にくい問題は解決しないまま帰宅して経過をみることになりました。
何が関係して便通が悪いのか? 大腸にがんはないのか? 階段を上ってみたり、屈伸運動をしてみたりしました。しかし、その後の排便もすっきりせず……いずれにしても、大腸の内視鏡検査をしてもらうしかないようです。
妻は「きっと大丈夫よ。あなたは心配ばかりして」と言います。自分でもそう思います。もっとじっくり構えていられないものか? 病院で医師の立場になると、患者にいろいろと指導していながら、自分自身のこととなるとまったく不甲斐ないのです。
がんと向き合い生きていく