2023年も梅毒急増が止まらない…高まるリスク「いきなりエイズ」に要注意

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 ちなみに、いきなりエイズの年齢別の人数は20代7人(うち外国籍2人)、30代25人(同6人)、40代20人(同4人)、50代18人(同4人)、60代9人(同1人)、70代1人(同0人)だった。

「エイズは梅毒と感染経路が似ていて重なる部分が多い。そのため、梅毒の急増の裏でHIVやエイズの感染が拡大している可能性があるのです。いまこそ、性感染症予防のための情報の発信と女性の貧困に歯止めをかけないと、日本の将来は梅毒やエイズなどの性感染症により暗いものになってしまいかねません」

 新型コロナだけ対策していればいいわけではないのだ。

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