新型コロナを終わらせろ

ワクチンは基本年1回へ 夏にパンデミックが来ない前提でいいのか

4回目の接種を受ける岸田首相(C)共同通信社

 追加接種後15~99日間の入院または死亡に対する効果は、米国ノースカロライナ州のデータでは従来型ワクチンで24.9%に対して61.8%だった。

 従来ワクチンの入院予防効果については、英国のデータから1、2回目接種後15カ月以降で40.2%、3回目接種後12~14カ月で52.3%。従来型ワクチン接種による死亡予防効果は1、2回目接種後40週間以降で49.7%、3回目接種後40週間で56.9%、4回目接種後20週間以降で68.2%とした。

 ハイブリッド免疫(新型コロナ感染およびワクチン接種の両方により得られた免疫)の有効性については、計26の研究評価から、1、2回目接種または最終感染後12カ月の入院または重症化予防効果は97.4%、再感染予防効果は41.8%。3回目接種または最終感染後6カ月の入院または重症化予防効果は95.3%、再感染予防効果は46.5%だった。

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