健脳カフェ、そしてオンライン健脳カフェでは、積極的に運動プログラムを取り入れています。
高齢者や体力がない人でも筋力向上ができる「ラクティブ」、認知機能と運動機能の向上を目指した「シナプソロジー」などです。
定期的かつ長期的な運動は、認知機能に良い影響をもたらし、認知症予防になることは研究で証明されています。
アルツハイマー病や、その前段階である軽度認知障害は、脳の神経変性で発症したり症状が進行したりしますが、運動は、神経の可塑性と回復に関係していることが指摘されているのです。神経の可塑性とは、神経回路やシナプスが、なんらかの刺激に反応して変化する能力。脳が学習し記憶する能力と関連しています。
運動は肥満対策、動脈硬化の進行抑制にもなりますから、脳卒中による血管性認知症予防になることは間違いありません。
第一人者が教える 認知症のすべて